!続・ハーマンモデル そういえば,ハーマンモデルの話の後に, コミュニケーションスキルの高い人達の会話について EPの先生が話してくださった. EPの先生が言うには,コミュニケーションスキルの高い人達は 議論に争点が生じると,思考プロセスをお互いに開示して, 争点の原点に立ち帰って議論をするらしい. そうすることで生産性の高い議論ができるという. うまい例が思いつかないが, たとえば,ある夫婦にお土産を持っていく算段をしていて, Aさんはケーキを,Bさんは花をもっていくことを提案したとする. それぞれのメリット/デメリットを挙げていく場合, ケーキは,美味しいよね. 花は,綺麗だよね. あの奧さんはケーキに目がない あの旦那さんは,ダイエットをはじめたからケーキは良くないんじゃない ... のような感じで,議論が発散してしまう可能性がある. もっとも,これは意図して発散させてはいるが. 一方,思考プロセスをお互いに開示すると, あの奧さんはケーキに目がないから,ケーキがいい あの旦那さんはダイエットをはじめたから食品以外で花がいい で,争点が奧さんか旦那さんのどちらにより喜んで欲しいかという, 争点なのかはっきりとするっていうことなのかなあ.