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Diary/2013-4-7

exStickのリモートコンフィグ


e-treesのexStickは,最近の便利なスタータキットとは違って,
コンフィギュレーションアダプタを別途用意しないと開発できません...

装置への組み込みを対象にする場合,開発完了後にコンフィグすることはあまりないので,
合理的ではあるのですが,開発のテストベッドとしては,結構不便.

というわけで,まずはFPGAからたたけるコンフィギュレーション用のROMを書きかえることで
セルフコンフィギュレーションできるようにしてみました.
データは,UDPで送受信するので,
exStick単体で,世界の裏側からでもコンフィギュレーションできるようになります.

プロジェクト一式は,↓です.
remote_config.tar.gz(159)
合成には,exStickを購入すると使えるe-treesのUDP/IPのIPコアが必要です.

ホストからMCSデータを送るのには,↓のRubyスクリプトを使います.
だいたい6秒程度でコンフィギュレーションが完了します.

program.rb(188)

ruby program.rb 10.0.0.1 16384 ほげほげ.mcs


ちなみに,とっても残念なことに,一式で8割強のリソースを使うので,
もっとコンパクトにしないと,とても実用的とはいえないのですが...

コンパクトにすることを考えつつ,
次は,JTAGでFPGAのSRAMのコンフィギュレーションに挑戦してみたいと思います.
exStickが二つ必要になるけど....

ちなみにコアへのプリミティブなアクセススクリプトは↓な感じ.
hoge.rb(178)

ruby hoge.rb 1 0 256

とかするとROMの内容が読めます.