Diary/2002-2-27
会話プログラムの方針転換
なんとなくいきづまりを感じていた会話プログラムでしたが、友人に「うずら」を教えてもらいました。
googleで「うずら」と「irc」で検索するとひっかかります。
irc上で会話をするロボットということですが、どうやら、ちゃんと学習するらしい。
7年ほど前にはじめられたようで、データもたくさん保持しているようです。羨ましい...
さて、会話ログの一部がのっていて、それを見ると、
確かに絶妙な返事をしながら会話が成立しているように見えます。
あまりに気になったので、そのircのチャネルを覗いてみることに。
ずいぶん、よく出来てるとは思いますが、 ... ...やっぱり難しいですよね。
当然のように、形態要素解析だけでは限界がありますので、
やはり構文解析をきちんと行なって意味ネットワークを構築しないといけないのかも
でも、どこまで持てばいいのか、とか
実際に文を生成する際にどの情報(ネットワーク)を利用するのか、とか
に対して妙案は浮んでないのですが。
それよりも、他の人の言われるように、何を重視するかというのが一番大事なのですが。
ところで、ircっていうのはいいアイディアだな〜と思います。
やっぱり一対一で話しをしていて相手に何かを覚えてもらうことには無理があると思います。
量の問題も当然ありますが、なによりも、
複数での会話を傍受していれば、なんとなく旨い文章を捻りだすように
学習することが可能になる気がします。
そういうわけでちょっと方針転換して、ircのロボットベースの会話プログラムを
作っていくことにしようかな、とか
言語もCはやめてRubyへ移行。
しかしwebをいろいろ見て周ると同じようなことをやっている人がいっぱいいる〜。
差別化の鍵は、やっぱり構文解析かな...うさんくさい実装でも...できるのかな?
ircd
というわけで、自分のマシンのFreeBSD上で実験のためにircdをあげることにirc-2.10.3をコンパイル/インストールするまではよかったのですが
ircd.confが書けない。何回やっても文法チェック(chkconf)でおこられる。
errorをみるとdeliminateの記号が:から%に変更されたらしい。
IPv6のためらしいのですが、exampleの記述も変更しておいて欲しかったなぁ
なんか、とっても時間を費してしまいました。
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